嵐組 佐藤敦啓 BL小説
淡(あわ)いブルーのパジャマを着た華奢(きやしや)な身体(からだ)と、寝起きそのままを物語る乱れた髪。いいながら、王が上半身を三枝の上に重ねた。自分のために死んでいった男達に、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。シオンの知らないことを、天人は知っていた。
「お目覚めになられましたか。お召し替えが済んだら、髪を梳きましょう。昨夜も…その…激しすぎたようです」。挨拶のハグには、気軽に応じる。ホテルへの道すがら、映画館の前を通りかかり、衣緒はふと立ち止まって興行中のロードショーのポスターを覗き込んだ。そろそろ彼か者わ誰たれ時どきだろうか。約束の時間にはまだ一時間以上ある。「……なんだよ」。「僕はそんなことにならない!性欲バカだった自分の若い頃と一緒にすんな!オヤジ!」。
合間に短い休憩を挟みつつも、五時間以上、機械を相手にしていれば、集中力が薄れるのも当然だった。明良が首を傾け、聖の唇に軽く口づけたからだ。
舌を入れても拒否はされない。
長森の帰宅を待っているうちにソファでうたた寝してしまったらしい。十代前半の頃にコンピュータのプログラミングに興味を持った飯島は、世界各国から優秀な頭脳が集結するMIT(マサチューセッツ工科大学)へと留学した。「あ……」。母も会っていないようだ。「こっちに来い」。中盤までは覚えているが、一時間過ぎた辺りから記憶がない。
「先生、できた!この感じなんだ」。
ボーイズラブコミック作品紹介
「まだ怒ってるの?」。「だって、タカはやりすぎなんだよ」。「だから、今回はバースデイプレゼントだって言ってるでしょう?」。 藤崎理子オリジナル・ショート・コミック特別収録!!誕生日のお祝いにアルマーニのスーツを贈られたトオルは、高価な品物に憤慨し、飯島は怒る理由がわからずに困惑していた。 そして迎えたバースデイパーティ。トオルは見知らぬ男に、突然キスを迫られる。しかし、男は飯島とただならぬ関係のようで……。
タイトル:終わらない週末バニー・ボーイ
著 者 名:有馬さつき
レーベル:B−cube
発 行 元:講談社
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