見果てぬ夢 諸星和己 ボーイズラブ文庫
体よりも、胸が痛かった。かつてルシファーが仕掛けた戦争のように、天界全土を巻き込む争いだけは避けたい。おそるおそる、サーランはベッドに近づいた。微妙な力加減で刺激されているうちに、何だか括約筋が弛んでいくような脱力感を覚える。コーヒー豆を取りだしてミルにセットし、中粗挽(あらび)きで仕上げる。鈍くなった聴覚が王の声を聞いたが、その言葉の意味がわかるような思考力はもう三枝には残されていなかった。
酔っているせいか、シラフでは決して表には出せない感情がすらすらと唇からこぼれ出る。身勝手にもほどがある。「そうでなければ、あんな顔をしてイクはずがないからな。……まるで、俺のことを好きなのかと、一瞬錯覚したくらいだ」。どっかおかしい――衣擦(きぬず)れの音をさせて、三枝が王に抱きついた。
山岸(やまぎし)トオルはダイニングテーブルに軽く腰をのせ、まだ眠気の残る目を片手で擦(こす)りながら、それをぼんやりと眺(なが)めていた。
敦行の言葉を反芻し、心がじんわりと熱くなる。口唇が離れると、高嗣が言った。淡(あわ)いブルーのパジャマを着た華奢(きやしや)な身体(からだ)と、寝起きそのままを物語る乱れた髪。実際の理由はどうあれ、俊が必要だと言うならやるまでのことだ。(――――ええ?!)。「敵前逃亡ってやつです。逃げるが勝ち」。弟じゃなくて。
「なるほど……」。――――少しは期待してもいいのだろうか。
アメリカンスタイルの広々としたキッチンの出窓から射(さ)し込む柔らかな朝の陽光が、磨(みが)き上げられたステンレスのシンクをきらきらと輝かせている。大神殿を基軸として八方に伸びてゆく道と、その道に交差して流れる川。
ボーイズラブコミック作品紹介
最愛のショコラティエ・永田冷人との同棲ももうじき三年目の天野克彦。だが永田は相変わらず仕事第一。特に最近はコンテストのアイデアがまとまらずイライラしっぱなし。克彦は、もう少し自分の事もかまって欲しいという気持ちが抑えきれず永田とケンカしてしまう。そんな中、昔克彦を好きだったという松山と永田に迫る新人・新堀が現れ――人生はチョコレートのように甘くない!?
タイトル:ホワイト・ヴァレンタイン
著 者 名:剛しいら
レーベル:アクア文庫
発 行 元:フロンティアワークス
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諸星和己の最新関連情報
ところで、近頃、諸星和己について興味を持つようになってきたのであれこれウェブサイトを見てみるようになりました。従来諸星和己に対して良くは知識がなかった部分もございましたがけっこうホームページなどに書き込みが存在するものですね。諸星和己は沢山検索されているみたいです。諸星和己について少しリサーチしてみましたら、諸星和己に関するブログがあるわあるわ。諸星和己に関して記述されてあるものの一部を記載しておきます。