トラG 高松大樹 BL小説
つい身体が逃げそうになったが、泰昭の腕に引き留められた。「今日の帰りは何時くらい?」。連絡先くらいは知っているのかもしれないが、別に会いたいとも思わなかった。だから、羽田野が海外に行くというのであれば、一週間でも十日でも、いくらでも調整をするし、それが仕事でもある。もうこんなにも、真崎が懐かしい。「お前が静かだと、不気味だ」。
「じゃあ、僕が嘘をついているって、悠仁さんはそう言うんですか?」。
じろりと見下ろされ、その視線から逃れるようにそっぽを向く。と呟いた。「金色に変わってる……」。「んっ…んんん」。
本来ならば素早く避けてルカの懐に攻め入るか、あるいは熱波で立ち向かうかだが、あえてそれをしない。なのにギョームの寝室を訪れたということになると、大人の世界では別の意味、性的な関係を求めていると取られても仕方がないのだ。「……うん……でも……」。「おはよう……」。こういう唇は、なんだか無理やりこじあけてみたくなる。昭人には、雅也の意図がわからない。「かなり前から……」。
いつかこれ、自分の脚本で使いたいな。
背を向けたままの阿久里に、ぴたっと寄り添ってローランドは囁いた。ユダを真ん中にして反対隣りに腰を下ろしたルカは、暮れかかる空に羽根を広げて舞う鳥たちを眺めていた。
ボーイズラブコミック作品紹介
以前からトオルが楽しみにしていた、飯島の実家にあるコレクションを見学できる日が、ようやく決定した。急な海外出張でサン・ディエゴへ行っていた飯島は、ハードスケジュールを終えて帰国した翌日、トオルを青山の実家まで送っていく。しかし、そこでユキの恋人である椎名とバッタリ顔を合わせてしまった。飯島とユキの仲を疑い、そして、嫉妬している椎名は、話があると切り出すが……。
タイトル:終わらない週末アオヤマ・コレクション
著 者 名:有馬さつき
レーベル:アズ・ノベルズ
発 行 元:講談社
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高松大樹の最新関連情報
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